懐風堂

これは、僕の空想である。

祈り。

音楽家の佐久間正英さんがお亡くなりになった。GLAYBOØWY、、、私が本当に本当に大好きで、言葉にはできないくらい大きな影響を受けて、いつもいつも聴いてきて、これからもずっと聴いていく音を作った、とてもとても偉大な方でした。

 

 

 

音楽プロデューサーという人たちがいる。私がその存在をはじめて意識した人が、佐久間正英さんだった。

 

13歳の頃にGLAYと出会ってからというもの、今に至るまで貪るように様々な音楽を聴き続けてきた。よく聴く音楽、好みの音楽は年を経るごとに変わってきたけれど、今でもずっと1番なのはやっぱりGLAY、つまり、佐久間さんの音だ。

 

僕たちの肉体が消えた後も、詩や曲が残るのであれば。

そういう意味では、永遠というものはあるのかもしれないと今は思う。

 

TAKUROさんの著書『胸懐』の最後の2行を引用した。佐久間さんが生きたということは、紛れも無く今も生き続けている。少なくとも私の中には、今も生きている。とてもとても素敵な宝物として。

昨年、佐久間さんはスキルス胃がんで大きな手術をされた。そのときのことは佐久間さんのブログに詳しく書かれている。死に瀕してなお、ずっと生きる意志を失わなかった。そして無事に退院されて、でも先は長くはないとわかっていて、それでもなお音楽を止めることはなかった。こんなに素晴らしい人生が他にあるのだろうか。本当に美しいと思う。私もこういう生き方がしたい。本当に大切なことはなんだろう。そういうことを教えてくれた人でもあった。

ありがとうございました。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

SAKUMA DROPS

SAKUMA DROPS